各社の売上・営業利益推移は以下のとおりである。

※上記RIZAPにはchocoZAP事業など含む ※ファクトシートならびに各社決算資料より作成(単位はすべて百万円)※MRK=MRKホールディングス、SD=SDエンターテイメント ※BRUNOのみ6月決算(他3月決算)
chocoZAPを除くと、アンティローザが唯一成長著しい事業(2022年3月期売上108.4億円、2024年3月期売上153.5億円)で、他に大きく伸びている分野は見られない。
一方、「そのほか既存事業」の営業利益は2024年3月期時点で10.7億円(前期差+7.6億円)、2025年3月期第3四半期時点でも1.8億円(前期差+8.5億円)と、前期差では着実に構造改革が進展している。

2024年3月期 決算説明会 P5より抜粋

2025年3月期第3四半期決算補足資料 P5より抜粋
しかしながら、「その他既存事業」の営業利益目標は2026年3月期が95億円、2027年3月期が115億円となっており、まだまだ道のりは長い。
(次回に続く)
【免責事項】 本記事は情報提供を目的とし、特定の金融商品や投資手法を推奨するものではありません。内容は執筆時点の情報に基づき、将来的に変更される可能性があります。投資判断は自己責任で行い、十分な調査のうえ決定してください。本記事の内容を基にした投資損失について、当方は一切の責任を負いません。また、外部リンクや第三者情報の正確性も保証するものではなく、各自の判断でご利用ください。