
Jリーグの無料招待企画(THE国立DAY)の対象である明治安田J1リーグ第10節の町田ゼルビア対浦和レッズは、価格変動制(ダイナミックプライシング)の影響もあり、アウェイ側(浦和側)のチケット価格が高いと話題に。浦和サポーター等からの批判が相次いでいるが、その一方で浦和のホームゲームにおけるアウェイ側のチケットも高騰。横浜F・マリノス戦、ガンバ大阪戦で大人1名あたり6,000円を超えている。
町田対浦和のビジターサポーターズシート(アウェイ側)は、3月23日正午に一般販売開始。Jリーグチケットの公式サイトでは、大人1名あたり5,000円以上で販売されているほか、小中高生も1名あたり約3,000円と割高だ。
この価格設定には、ネット上で浦和サポーター等から町田に対する批判が噴出。ダイナミックプライシングの撤廃を求める声が上がっているほか、チケット価格の下落を狙うべく、購入を控えるよう求めるコメントも散見される。
ただ一方で、浦和も一部ホームゲームでダイナミックプライシングを採用。埼玉スタジアムで行われる横浜F・マリノス戦(4月20日)のビジター指定席(アウェイエリア)で、大人1名あたり7,500円まで跳ね上がっているほか、ガンバ大阪戦(5月16日)も同条件で6,600円となっている。
それだけに、ネット上では町田戦のチケット価格を批判する浦和サポーター等に対する厳しい意見も。浦和のホームゲームでもアウェイ側の価格が高騰しているだけに、「他クラブのこと言えないのでは?」など疑問の声が湧き起こっている。
ファン・サポーターの間で不評のダイナミックプライシング。浦和、町田以外にも複数のJリーグクラブが採用しているが、チケット価格に関する否定的な意見が多いだけに、何らかの説明や対応が求められるかもしれない。