
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)は今季のプレミアリーグで13位に位置。シーズン途中にエリック・テン・ハグ前監督を解任してルベン・アモリム監督を招へいしたものの、負傷者続出や得点力不足もあり、低空飛行が続いている。
そのユナイテッドでは2023年夏にインテル(イタリア1部)から獲得したカメルーン代表GKアンドレ・オナナが守護神に君臨。しかし、イギリス『サン』によれば、近年大型補強を敢行しているサウジアラビアのクラブがオナナの獲得に興味を示しているという。
そのなかで、ユナイテッドはオナナが退団した後釜として興味を持っているのがリール(フランス1部)でプレーするフランス代表GKルーカス・シュバリエ(23)だという。すでに数ヶ月前からその動向をチェックしているようだ。
リール下部組織出身のシュバリエは2022年9月にリーグ・アンデビューを果たすと、今季はシュートストップ技術の高さハイボール処理を武器に今季もここまでリーグ・アン26試合に出場して9度のクリーンシートを達成。また、デビューこそできていないものの、フランス代表にも招集されている。
ただ、フランス代表GKにはブラジル代表GKエデルソンの去就が不透明となっているマンチェスター・シティ(イングランド1部)も興味を持っているとのこと。リールは2027年夏まで契約を結んでいる同選手に移籍金4000万ポンド(約77億2,000万円)を求める方針のようだが、場外マンチェスター・ダービーはどのような決着を迎えるのだろうか。