
FC岐阜は3月23日開催の明治安田J3リーグ第6節でガイナーレ鳥取に敗北。J3最下位に沈んでいるが、試合後のゴール裏の様子を巡り、議論が白熱。同クラブOBの柏木陽介氏は、チームの戦いぶりに苦言を呈している。
Xでは、選手が挨拶する際のゴール裏の様子を捉えた動画が投稿されているが、拡声器を持った人物が選手たちに対して強い口調で言葉を投げかけているほか、暴言、罵声、ブーイング等が飛んでいる。
このゴール裏の様子に、ネット上では選手の奮起を求める声が上がる一方で、罵声等に対する否定的な意見が噴出。サポーター団体のコールリーダーとみられる人物の言動も批判の対象となっているほか、このような一部サポーターの振る舞いが選手を後押ししていないとの指摘も相次いでいる。
一方、FC岐阜クラブアンバサダーの柏木氏は試合後、インスタグラムを更新。「覇気足らんな。なんにも伝わってこんぞ。やってますじゃ通用しない」「泥臭く戦う姿を見せてくれ」などと、チームの戦いに厳しい目を向けているが、この投稿内容がXで拡散されると、同氏に対する感謝のメッセージが多く寄せられている。
公式戦直近4試合にわたり、白星がない岐阜。3月29日には松本山雅戦を控えているが、この松本戦の結果次第では大島康明監督が解任される可能性も考えられる。