日本代表 写真:Getty Images

 日本代表は3月20日に行われたFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選でバーレーンを下し、W杯出場権を獲得。W杯グループステージの組み合わせに関わるポット分けを巡り、ポット2入りが現実味を帯びるなか、ここに来てカタールW杯につづきドイツ代表と再戦の可能性が浮上している。

 サッカーサイト『フッティー・ランキング』によると、日本はバーレーン戦での勝利により、5.32ポイントを加算。1658.11ポイントまで積み上げたが、FIFAランキングは15位から変動しないという。

 1ポットあたり12チームという構成である北中米W杯グループステージだが、ポット1入りが確定している開催国のアメリカ、メキシコ、カナダはFIFAランキングで16位以下。日本よりも下位であることから、ポット1入りの目安として「FIFAランキングで1桁順位」が考えられる。

 一方、ドイツは2025年3月の国際Aマッチデー直前の時点で10位。3月21日開催のUEFAネーションズリーグ準々決勝1stレグで、9位のイタリアに2-1で勝利すると、24日の2ndレグでは3-3と引き分け。2試合合計5-4で準決勝へ駒を進めた。

 ドイツとイタリアのポイント差は、準々決勝1stレグ前の時点で「27.72」だったが、2試合の結果により、ドイツがイタリアを抜いて9位に浮上した可能性も。ポット1に入り、W杯組み合わせ抽選会の結果次第では、ポット2入りが有力な日本と同じグループに入るというシナリオも考えられる。

 カタールW杯のグループステージにくわえて、2023年9月の国際親善試合でも4-1でドイツを下した日本。イタリア戦での結果により、ドイツがポット1入りとなれば、両国代表の再戦を期待する声は高まるはずだ。