
明治安田J1リーグ第15節・浦和レッズ対ガンバ大阪(埼玉スタジアム)のチケットは、3月16日から一般発売が開始。一部席種を対象にダイナミックプライシングよるチケット販売が実施されているが、アウェイエリアの価格が高額だと話題になっている。
Jリーグチケットの公式サイトによると、浦和対G大阪のビジター指定席(アウェイエリア)は、23日時点で大人1名あたり6,800円にまで上昇。土日祝日開催の浦和のホームゲームでは、横浜F・マリノス戦(4月20日)も同条件で7,500円と高額である一方、東京ヴェルディ戦(5月3日)は4,000円と幾分安い。
ライバルクラブの対決ということもあり、高額な価格設定となっているG大阪戦のアウェイ席だが、このチケットの値段には、G大阪サポーター等から不満の声が噴出。ダイナミックプライシング自体の廃止を求める声も上がっている。
浦和は2025シーズンのJ1リーグ一部ホームゲームで、ダイナミックプライシングよるチケット販売を導入。3月開催の2試合(対柏レイソル・ファジアーノ岡山)でも、一般販売(Jリーグチケット、チケットぴあ、セブン‐イレブン店頭販売)で販売する一部席種で導入している一方、REX TICKETで販売しているチケットの価格変動はない。
浦和の他にも、アビスパ福岡など複数のJリーグクラブが導入しているダイナミックプライシング制。2020年の新型コロナ感染拡大以降、採用されている同制度に対する反対意見が根深いだけに、G大阪戦の価格設定に納得できないファン・サポーターは一定数存在するようだ。