
かつてヴィッセル神戸でプレーしていた元U22日本代表FW小田裕太郎は、スコットランド1部ハーツで出場機会が限定。以前、Jリーグ復帰の可能性が報じられていただけに、同選手の去就に注目が集まる。
ニール・クリッチリー監督のもとで、公式戦1試合の出場にとどまっている小田。ハーツとの契約を2026年6月まで残しているが、英紙『デイリーレコード』は2025年1月に退団の可能性を報道。サンフレッチェ広島からのオファーやJリーグ複数クラブによる争奪戦も報じられたが、『エディンバラ・ニュース』によると、1月末の時点で正式オファーは届いていないという。
一方、クリッチリー監督は2月上旬、小田について「彼はプロフェッショナルであり、しっかりとトレーニングしている」など評価。それでも1月から3月中旬までスコットランド1部リーグ全試合でベンチ外と、序列アップの兆しはない。
Jリーグの移籍ウィンドウは3月26日に終了するが、3月以降はイギリス国内でJリーグ復帰の可能性は報じられず。2024/25シーズン終了までハーツで飼い殺しとなるシナリオも十分に考えられる。
なお、海外でプレーする日本人選手では、小田の他にGK中村航輔の去就も話題に。2025年1月末にポルトガル2部ポルティモネンセとの契約解除が報じられたほか、ポルトガル紙『レコルド』は「日本に帰国予定」とリポート。Jリーグ復帰を期待する声も上がっているが、3月22日時点で新天地は決まっていない。