
北海道コンサドーレ札幌は3月23日に明治安田J2リーグ第6節のFC今治戦を控えるなか、三上大勝代表取締役GMの退任が確実である模様。複数メディアが一斉に報じるなか、OBのジェイ・ボスロイド氏が古巣の体制に言及。ミハイロ・ペトロヴィッチ前監督への言及は無かったが、同氏は先日、ペトロヴィッチ前監督批判で元チームメイトのMF駒井善成(横浜FC)からの反発に遭っていた。
ジェイ氏は22日深夜にXを更新。三上GMのもと、2017年7月から4年半にわたり札幌に在籍していただけに、「僕にとって悲しい。彼は素晴らしいGMだった」と肩を落とすと、「ノノ(野々村芳和氏)、ミカミ(三上GM)、シンジ(小野伸二)、ジェイ、全員(クラブを)離れた…クラブの魂はビジョンを持った人の手に委ねられる必要がある」と投稿。野々村氏は現在、Jリーグチェアマンとして活動しているが、小野氏は今もなおアンバサダー「O.N.O(One Hokkaido Nexus Organizer)」として、札幌に携わっている。
古巣の変化に関心を寄せているジェイ氏だが、「今年、もしくは来年に戻ってくるときは、以前と同じようにファンと一緒に座って試合を楽しむよ」と来日を予告。ここでも再び“札幌愛”を前面に押し出している。
ただ、同氏の投稿には、小野氏が現在もクラブの一員であることを指摘するメッセージが寄せられているほか、「全員離れた…」という文面で野々村氏、小野氏、三上氏とジェイ本人を同列に並べることに否定的な意見が上がっている。
なお、ジェイ氏は再三にわたりペトロヴィッチ前監督への批判を展開。3月2日開催のJ2第3節でレノファ山口に敗れた後にも、「三上はミシャ(ペトロヴィッチ監督の愛称)に対して辛抱強すぎたと思う。ミシャから問題が始まったからね」などと投稿していたが、これに浦和レッズ在籍時もペトロヴィッチのもとでプレーしていた駒井は「もうしつこいよ」などと反発している。