顧客による対策も重要

 楽天証券はいう。

「現時点でお客様の情報や資産は流出しておりません。セキュリティ対策の向上のため、取引暗証番号の変更と二段階認証設定を行うよう呼び掛けております。昨今ではフィッシング詐欺の手口が巧妙化しており、実存する警察の電話番号から電話をかけるケースもあります。弊社も日頃から、疑わしいウェブサイトをチェックして削除するといった対策を進めています。詐欺組織が流動性の低い中国の銘柄を大量に買って価格をつり上げるといった行為をしているとみられれ、弊社としましては一部銘柄の取引を一時的に停止する措置を取っております」

 同社は顧客による対策として、公式サイト上で次のように呼びかけている。

・フィッシングサイトと本物のサイトを見分けるために、ブラウザのアドレスバーをみて 「●●●.rakuten-sec.co.jp/●●●」「●●●.rakuten.co.jp/●●●」「●●●.rakuten-bank.co.jp/●●●」となっているかを確認する

・ウェブサイトの通信が適切に保護されているかを確認するため、証明書がRakuten Securities,Incによって発行されているかを確認する。

(具体的な方法)

(文=Business Journal編集部)

提供元・Business Journal

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