
日本代表の2026FIFAワールドカップ(W杯)出場決定で沸いた3月20日、その裏でU-20日本代表もまた力強い歩みを見せていた。スペインで行われた国際親善試合の第1戦で、U-20日本代表がU-20フランス代表を3-1で撃破。将来を担う世代が欧州の強豪を相手に堂々たる戦いを演じた。
試合は13分、フランスの個人技とスピードに押されて先制を許す立ち上がり。しかし日本は粘り強く対応し、24分には高い位置で奪ったボールをFW後藤啓介(RSCアンデルレヒト)が押し込んで同点。さらに35分にはFW石井久継(湘南ベルマーレ)が逆転ゴールを決める。後半56分にはMF佐藤龍之介(ファジアーノ岡山)のスルーパスに抜け出した後藤がこの日2点目を奪い、勝利を決定づけた。
後藤は、2月に開催された「AFC U20アジアカップ」では招集外だったが、今回の代表入りで存在感を証明。ネット上では「エース後藤も加わってフランス撃破で頼もしいですね」といった声が上がっており、サポーターの期待も高まっている。
また「サッカー日本代表がW杯出場を決めて嬉しいのは勿論だが、同日にU-20がフランスに快勝してるのが更に嬉しい」「フル代表ばかりでなく、それに続くU-20のユース世代も期待感満載」「若手が育ってる、頼もしい」など、アンダー世代の躍進に対する歓迎の声も上がっている。
アンダー世代がフル代表と同日に結果を出したこの勢いを、現地9月27日に開幕するU-20W杯チリ大会へとつなげたい。