
ファジアーノ岡山は3月22日、JFE晴れの国スタジアムで4月6日に開催する明治安田J1リーグ第9節FC東京戦のチケット完売を公式発表。その裏で、FC東京戦のチケットが相次いで転売されている。
クラブ史上初のJ1挑戦にもかかわらず、ここまで2勝2分2敗と健闘している岡山。ホームゲームのチケットの売れ行きは好調であり、3月16日の第6節・川崎フロンターレ戦も完売。FC東京戦についても、車いす席を除く全席種が21日夜に売り切れたという。
その一方で、チケット仲介アプリ『チケジャム』では、FC東京戦のチケットが22日の時点で20件以上出品。バック指定が1枚8000円と、定価の2倍以上で販売されているほか、出品者による「Jリ−グチケットにて、QRコ−ドをお送り致します」といった説明も散見される。
なお、岡山は公式サイトにて「チケットの転売はおやめください。また、転売で購入されたチケットでご入場はできません」と、チケット購入者に警告。Jリーグチケットの公式リセールを利用するよう呼びかけている。
完売が相次ぐ一方で、Jリーグチケットの公式リセールを利用せず、フリマアプリ等での高額出品が問題視されている岡山のホームゲームでのチケット。転売行為が後を絶たないだけに、クラブやJリーグにはさらなる対策の強化が求められるかもしれない。