”塩田千春 魂がふるえる”展、グラン・パレにてスタート。

アート・バーゼルで彼女の作品を観て以来ファンなので、今回の展覧会、とても楽しみにしていた。

糸が織りなす有機的で詩的で親密的な様々な表現、素晴らしい。大規模なインスタレーション圧巻。準備というか制作にどれくらいかかったのかしら…。

オペラのセノグラフィーをたくさん手掛けているの、知らなかった。とーっても素敵なワーグナー作品の数々が、写真と映像で紹介されている。ピュアで精神的で幻想的なワーグナーの世界観に塩田千春の表現がきれいに共鳴していて、ため息。

観たいなぁ、いいなぁドイツ。トリスタンと、神々〜、が特に気になる。トリスタンの海の表現気になるし、神々〜の冒頭なんて糸つむぎシーンから始まるのでこのアーティストにぴったり。

お姿見えたので、思わず声をかけさせていただく。

素敵な展覧会ありがとうございます!いつか、パリやエクスなどでワーグナーのセノグラフィーをお願いします。

編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々6」2024年12月12日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々6」をご覧ください。