IVS2025の変化ポイント

●テーマエリアの設置

好評を博した「IVS」と「IVS CRYPTO」という二分構造をさらに発展させ、大きな会場の中でトレンドとなる分野に特化したテーマエリアを設置します。

IVS2025では、7つのテーマエリアを設け、各テーマに沿った革新的なスタートアップと投資家との出会いを促進します。ディープテック、AI、エンターテイメントなどの先端領域から、グローバル、日本、シード、グロースまで、それぞれの成長ステージや地域特性に応じた専門性の高いエコシステムを構築します。

この専門分野に特化した構造により、イベントの規模が拡大しても、本質的な対話と出会いを最大限に生み出し、参加者一人ひとりが望む有意義な接点を確実に創出いたします。

●ネットワーキング施策の強化

主に3つの施策を実施します。

Meeting Area の拡充:
Meeting Area を昨年の約2倍の規模に拡充いたします。新たに導入するシステムを活用することで、会期前から会期中にかけて効率的にアポイントを設定し、充実したミーティングを行うことが可能になります。参加者同士の有意義な商談や情報交換の機会を最大化します。

熱量を放出する「セントラルパーク」の開設:
昨年のDeep Diveエリアで好評だった「IVS AMA」が進化。参加者自らがトークテーマを掲げて交流できる「セントラルパーク」を設置します。前回から大幅に拡充し、自由なプレゼンテーションの場を提供します。SNSの世界をリアルに体現するこの空間では、志を同じくする仲間との出会いが生まれます。

IVS内「ネットワーキングイベント」の開催:
より効率的にネットワーキングを行いたいという声にお応えして、分野特化型のネットワーキングイベントを開催できるエリアを新たに設置いたします。AIやエンタメ、グローバルをテーマとした専門性の高いネットワーキングイベントを複数回実施。「PR Week」を通じたスタートアップとメディアの交流など、参加者の皆様に興味関心に合わせた深い交流の機会を提供いたします。

●Startup Market の開設

新たな試みとして「Startup Market」を開設します。過去のLAUNCHPAD登壇企業は勿論、今回STARTUP PASSを保持するスタートアップ企業から厳選された注目企業が一堂に会する空間を提供いたします。開催期間は3日間で、1日約100社、総数200~300社が集結する予定です。IVSの中核を担うスタートアップ企業の活躍の場を最大化し、投資家・大手企業・スタートアップ間の有機的なつながりを創出することで、日本のイノベーションエコシステムの飛躍的な発展に貢献します。

※出展企業の選定基準や申込方法などの詳細は、後日正式に発表いたします。

●資金調達を相談できる「Funding Lounge」

スタートアップの成長に不可欠な資金調達の機会を拡充するため、投資家や金融機関とスタートアップ企業が直接対話できる専用ラウンジを新設いたします。数多くのVCや金融機関、一部事業会社が常駐し、即時的な相談や具体的な資金調達の道筋を示す重要な接点となります。

●DE&I の強化

家族参加を促進する「Family Lounge」を設置し、育児などのライフステージに関わらず参加できる環境を整備します。さらに海外からの参加者増加に向けて、全ステージでの同時通訳を実施し、言語の壁を超えた国際的な交流の場を創出することで、真にグローバルなイノベーションコミュニティを形成いたします。

●IVS Youthの新設

世界で活躍する次世代イノベーターの育成を目指し、小学生から高校生までを対象とした若年層向けの特別プログラム「IVS Youth」を新設いたします。7月5日(土)にQUESTION(京都市中京区)で無料開催し、創造性とチャレンジ精神を育む場の提供により、未来の起業家を輩出します。

●サイドイベントの連携強化

昨年は300件以上のサイドイベントが開催されました。IVS2025では、さらなる質の向上を目指し、「公認サイドイベント」の審査プロセスを強化する予定です。また情報交換などの共有を強化し、ハラスメント対策など必要な施策の実施を含め、サイドイベント開催者の皆様のご理解とご協力のもと、エコシステム全体の成長を促進する、質の高い学びと交流の機会を創出いたします。