消費者から見てお得感のある価格で提供できる
大手外食チェーン関係者はいう。
「外食チェーンやコンビニエンスストアは、自社オリジナルの食品の新商品を出す際には、まず試験的に一部の店舗のみで販売し、売れ行きや店舗のオペレーション上の問題が発生しないかなどを確認・検証してから全店舗で販売するので、その一環だとみられます。吉野家がこのタイミングで『牛鍋丼』を発売した理由は、完全に推察となってしまいますが、期間限定の『牛すき丼』が想定以上に売れ行きが好調であったり、もしくは『牛すき丼』を食べたことがきっかけで『牛鍋丼』を思い出した人たちの間で、再販を求める声があがっていたのかもしれません。『牛すき丼』はアタマのたまねぎ以外に3種類の野菜が使用されており、牛肉も野菜も価格が高止まりしているため、なかなか安く提供することが難しい一方、『牛鍋丼』ならアタマを減らして白滝と豆腐を入れれば済むので、500円以下で提供することができる。消費者から見てお得感のある価格で提供できるというのも、チェーン側にとっては魅力でしょう」
(文=Business Journal編集部)
提供元・Business Journal
【関連記事】
・初心者が投資を始めるなら、何がおすすめ?
・地元住民も疑問…西八王子、本当に住みやすい街1位の謎 家賃も葛飾区と同程度
・有名百貨店・デパートどこの株主優待がおすすめ?
・現役東大生に聞いた「受験直前の過ごし方」…勉強法、体調管理、メンタル管理
・積立NISAで月1万円を投資した場合の利益はいくらになる?