こんにちは。

今回はこどもたちと一緒に大阪市内にある「こども本の森 中之島」に行ってきました!

目次
本の森の入り方をご説明
こども本の森中之島を探検しよう!
さらに本の森に分け入ろう
出逢わなかったはずの宝物に出逢えるかも知れない魔法の場所

本の森の入り方をご説明

たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)

都会の川辺に、凛と佇む青いりんごを見たことがありますか?

これは、ショートケーキの上?それとも、デザートのお皿?

いえいえ、ここは、「こども本の森 中之島」という図書館の入り口です。「永遠の青春」と名付けられた青いりんごを見つめながら、このこどものための本の森に入ってみませんか?

予約について

たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)

入館料は無料ですが、開館から当面は混雑が予想される為事前にインターネットでの入館予約が必要です。

これが、なかなか激戦!

今までの傾向ですと、翌月の1日~14日の入館予約は前月15日朝10時より公式HPで予約、、、という風に 半月区切りで、月に2回(中間の日と、月末か月初のあたり)事前予約の開始日があります。 正確な予約開始日は、その都度公式Twitterで前日にお知らせされますので、ご確認の上ご予約下さい。予約を取り損ねても間際にキャンセルが出ることもありますので、 ホームページをこまめにチェックしてみてもいいかも知れません。

アクセス

たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)

最寄り駅は複数あり便利です。

  • 京阪中之島線「なにわ橋駅」3号出口すぐ
  • 地下鉄御堂筋線・京阪本線「淀屋橋駅」1号出口
  • 地下鉄堺筋線・京阪本線「北浜駅」26号出口から約400m東洋陶磁美術館 東側

    また、出口から少し遠まわりしますが、「なにわ橋駅」2号出口のエレベーターだと、ホームから、エレベーターの乗り換えが少なくてすみますのでベビーカー持参の方は、こちらの方がスムーズかも知れません。
     

たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)

ちなみにお近く&元気な方は駐輪場もあります。駐車場はありませんのでご注意ください。
 

たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)

当日は時間になりましたら係員さんにメール画面やプリントアウトした予約番号を提示してバンドをつけてもらいます。バンドをつけてもらったら、いよいよ森に入っていきます。その前に受付で検温と手指の消毒がありますので忘れないでくださいね。

さあ!森へ行きましょう。

※ベビーカーは、入り口にベビーカー置き場があります。館内は、バリアフリーですが、歩けない赤ちゃんがいる時は、抱っこ紐やスリングがあった方が便利そうです。

こども本の森中之島を探検しよう!

たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)
たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)

わああ!すごい!!本のお顔(表紙)が色んな所から私たちの事を見ています。どきどき。 まるで、たくさんの本の実のなった木に囲まれているみたいですね。

「まさに本の森!!」

ですね。 でも、どうやって?この本を手に取るのか?気になりますよね。 本の森には色んな約束や決まりごとがあります。 たとえば、こんな風に。
 

たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)

『下から5段目より上にある本は取れないように固定してあります。いちばん下の段に同じ本をまとめて置いてありますので、場所が分からなければお気軽にスタッフにお尋ねください。』

他の約束や決まりごとは下記を読んでみて下さいね。
 

たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)
たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)

椅子やテーブルの高さもこども仕様です。 実はこどもの年齢に応じて『読む』行為に集中できる椅子を選んでいるそうです。こだわりの素敵な家具たち。色んな椅子に座って、お気に入りを見つけたいですね!

ちなみにここはこどものための図書館ですので、お席は常にこどもたち優先でお願いします。
 

たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)

こどもの目線の所から、ちらっと覗けたり。
 

たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)

秘密の引き出しがあったり(どこにあるか?探してみてくださいね)、
 

たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)

本棚に腰をかけて本の気分を味わえたり!?
 

たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)

外の景色を見に本棚の間に挟まってみたりもできます。
 

たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)

エレベーターも本棚の中に。ちょっと驚いてしまいますよね。
 

たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)

この階段に座って本を読んでも叱られません。

好きな姿勢で、好きな場所で。1人でも、みんなとでも。
 

たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)

階段の下に小さなこどもたち向けの秘密の隠れ家ならぬ、読書スペースも。階段の下とか、狭い秘密の場所大好きですよね。ここで、たくさんの絵本をくつろぎながら、読むことができました。

こういった「ぱっと見ただけでは分からない場所」がいくつかありますので、どんどん探検したくなってしまうかも知れません。あまりに夢中になってしまうと本を読む時間が無くなってしまうかも??
 

たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)

ここは、奥の奥の本棚の奥。どんな世界につながっているのでしょうか?何も無い、ぼんやりと薄暗くて、想像の翼が広がりそうです。

時々、本の中から切り取られた物語のかけらが、映像作品として心の中にふってくるかも知れません。
 

たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)

さらに本の森に分け入ろう

こども本の森 中之島には、さまざまなジャンルの本を12のテーマにわけて本を並べています。こんな風に。
 

たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)
たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)

そして、本棚には、こんな「言葉の彫刻」も。これは、気になって、本を探してしまいますよね。言葉が立体的に、心に呼びかけてきます。どんな本のどの部分なんだろう?

館長さんからのおすすめもご紹介。

こんな風に、ゆっくり見まわすと色んなところから本に関するあれこれが話しかけてきます。
 

たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)

さて、どうやって、お目当ての本を見つけたらいいのでしょうか?

「こども本の森 中之島」では、こどもたちの日常生活や好奇心に寄り添うよう、独自に編まれた12のテーマ別に、本を並べてあります。
 

たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)

因みに、12「こどもの近くへいる人へ」の本棚は、1階の授乳室の近くにあります。こういったちょっとした心遣いに助けられますよね。

(1階には、バリアフリーのお手洗いもあります。)
 

たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)

この素敵な思い出を、お家へちょっと持ち帰りたいですよね。受付の正面にオリジナルグッズショップがあります。かわいいグッズと貴重な安藤忠雄さんのサイン本も。(サイン本は数量限定です。売切れの際はご了承下さい。)
 

たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)

私は、青リンゴアメ(300円)と、ポストカード(150円)を何枚か購入しました。青リンゴアメは、めっちゃ美味しくて、オススメです。シンプルだけど、おしゃれで、手に取りやすい価格の物もたくさんあるので、お土産用だけではなく自分用にもいいですね。

絵本も買いたかったのですが、買いそびれてしまったので、早く買いに行きたいです!

そして、私のいちばん好きになってしまった場所は、ここなんです。

「あの人の本棚」です。 こども本の森中之島にゆかりのあるすてきな大人たちが、小さな頃に読んでいた本を紹介するコーナーです。

第1回は私の尊敬する!!山中伸弥先生のこどもの頃の本棚を再現しています。
 

たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)

なんだか、お部屋にお邪魔したみたいな、山中先生のこどもの頃にタイムスリップしたみたいな、お友達になれたみたいな...。

色んな気持ちが大人の私にも溢れてくるちょっといい場所でした。

ちなみに、下記は今後の予定です。どの本棚もとっても楽しみですね。
 

たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)

出逢わなかったはずの宝物に出逢えるかも知れない魔法の場所

たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)

今回は1歳と2歳の幼児と一緒に訪問しましたが、年齢にあった過ごしやすい場所をゆっくりと探し当てていくのも興味深かったです。私が見つけられていない秘密の場所や未知の本が、まだまだあるのかも?探してみたいなぁ、そんな冒険心が大人でもむくむくとわいてくる1時間半でした。

本の表紙を見せてくれている事で、タイトルだけで無く、そのお顔を見て思わぬ1冊に出会えるかも知れない、とても素敵な場所だと思います。 そうやって、こどもたちにもうれしい時、悲しい時、色んな時に寄り添ってくれる1冊に出逢ってほしいですね。

そして、何よりこの場所が寄付と寄贈で出来ている事は、最高のファンタジーでは無いでしょうか?

こども本の森 中之島

・住所:〒530-0005 大阪市北区中之島1-1-28
・TEL:06-6204-0808(平日9:30~17:00)
・公式HP:https://kodomohonnomori.osaka/
・公式SNS:Instagram・Twitter・Facebook

文・写真 とうもと くみ/提供元・たびこふれ

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