■投手復帰にはリスクも…

大谷選手は2003年シーズンに右肘を痛め、トーミージョン手術を受けており、2024年は野手に専念。その結果、シーズン50本塁打・50盗塁以上という、MLB初の記録を樹立した。

投手として復帰した場合、投球への影響から盗塁数は減る見通しだ。また、登板翌日にDHとして出場することもあり、疲れが残ることで打撃に悪影響を及ぼす懸念も。

今や投手として登板は故障離脱のリスクがあることや、ドジャースの投手陣も駒が揃っていることから、打者専念を勧める声は根強い。一方で「二刀流が見たい」「本人が望んでいるなら投手をやってほしい」という声もある。