ルベン・アモリム監督 写真:Getty Images

 プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが、3月17日に行われたアウェイのレスター・シティ戦で3-0の勝利を収め、リーグ戦での無敗記録を4試合に伸ばし、順位を13位に引き上げた。

 この勢いを維持しながら戦力強化を進めるユナイテッドは、すでに夏の移籍市場に向けて動き出しているようだ。『FootballFanCast』の情報によると、クラブはラ・リーガの強豪バルセロナのブラジル代表FWラフィーニャ獲得に向けて5,800万ポンド(約110億円)の大型オファーを提示したという。

 かつてリーズ・ユナイテッド(イングランド2部)でプレーしたブラジル代表ウインガーのラフィーニャは、今2024/25シーズン全コンペティション42試合で27ゴール20アシストを記録し、バロンドール候補にも挙がる活躍を見せている。

 ユナイテッドのルベン・アモリム監督もラフィーニャの獲得を熱望しているとされ、攻撃陣の強化に向けた本格的な補強策の一環とみられている。ユナイテッドは今シーズン序盤に低迷したものの、チームは徐々に安定し始めており、来2025/26シーズンの復権を狙うための戦力整備が急務となっている。

 2024年11月には、バルセロナとブラジル代表で活躍したレジェンドのロマーリオ氏(2009年引退)が「ラフィーニャは現在のサッカー界で最高の選手の1人。バルサでもブラジル代表でも素晴らしいプレーをしている」と称賛していた。ユナイテッドの動きが実るかどうか、今後の交渉の行方が注目される。