自動車専門誌「ル・ボラン」が、東京・二子玉川にあるライズ(rise)にて、3/15日(土)- 16日(日)に開催する入場無料のオープンイベント「EV:LIFE FUTAKO TAMAGAWA 2025」では、以前の記事でお伝えした通り今回新たな試みとして「EVアワード」を実施します。

ボルボならではの先進デザインとサスティナビリティへの対応が評価ポイント。ル・ボラン編集部が選ぶ! 「EVアワード」ボルボEX30
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

これは、現在日本国内で購入可能なEV(BEV=完全な電気自動車。ハイブリッド車は含まない)の中から、編集部が独自の基準で選んだベストな1台を決めようというもの。今回は現在日本国内で購入可能なEVから、ル・ボラン編集部内で8台のノミネート車を選出させていただきました。

ボルボならではの先進デザインとサスティナビリティへの対応が評価ポイント。ル・ボラン編集部が選ぶ! 「EVアワード」ボルボEX30
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

その中でル・ボランweb編集長の相澤が選んだ「フォルクスワーゲンID.4」の記事をお伝えしましたが、もう一台おススメしたいのがが「ボルボEX30」です。その選考理由と、モータージャーナリストの石井昌道さんによる「EX30」のおススメポイントについても紹介します。

ボルボならではの先進デザインとサスティナビリティへの対応が評価ポイント。ル・ボラン編集部が選ぶ! 「EVアワード」ボルボEX30
(画像=ボルボのデザインアイコンとなっている、トールハンマーデザインのヘッドランプユニットはEX30でも健在。リアの2分割式コンビランプも特徴となっている。、『CARSMEET WEB』より 引用)
ボルボならではの先進デザインとサスティナビリティへの対応が評価ポイント。ル・ボラン編集部が選ぶ! 「EVアワード」ボルボEX30
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
ボルボならではの先進デザインとサスティナビリティへの対応が評価ポイント。ル・ボラン編集部が選ぶ! 「EVアワード」ボルボEX30
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
ボルボならではの先進デザインとサスティナビリティへの対応が評価ポイント。ル・ボラン編集部が選ぶ! 「EVアワード」ボルボEX30
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

私がひと目で気に入ったのはEX30のエクステリアでした。ボルボはXC90からヘッドライトに”トールハンマー”デザインを採用していますが、EX30ではよりシャープになり、しかもEVならではのフロントグリルレスの造形とマッチしています。一方でリアも、これまでのL字型コンビネーションランプを進化させたデザインが新しさを感じます。

ボルボならではの先進デザインとサスティナビリティへの対応が評価ポイント。ル・ボラン編集部が選ぶ! 「EVアワード」ボルボEX30
(画像=シンプルなデザインのコクピット。12.3インチの縦型センターディスプレイはタッチ式でタブレット感覚で使用することが可能。シート素材にはリサイクル素材を使用し、環境に配慮しているのもボルボらしいところ。、『CARSMEET WEB』より 引用)
ボルボならではの先進デザインとサスティナビリティへの対応が評価ポイント。ル・ボラン編集部が選ぶ! 「EVアワード」ボルボEX30
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
ボルボならではの先進デザインとサスティナビリティへの対応が評価ポイント。ル・ボラン編集部が選ぶ! 「EVアワード」ボルボEX30
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
ボルボならではの先進デザインとサスティナビリティへの対応が評価ポイント。ル・ボラン編集部が選ぶ! 「EVアワード」ボルボEX30
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
ボルボならではの先進デザインとサスティナビリティへの対応が評価ポイント。ル・ボラン編集部が選ぶ! 「EVアワード」ボルボEX30
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

またインテリアにも注目したいポイントも多いです。ステアリング奥にはメーターがなく、センターのディスプレイに機能を集約しているところは斬新ですね。それとシート素材にペットボトルからの再生素材を使用しているのも環境に配慮しているボルボらしいポイント。加えてフロントのオーディオスピーカーはサウンドバー的にダッシュボード奥に配置されています。これも配線を這わせず、コスト削減に寄与するとともに、フロントドアのデザインの自由度を高めている点でも評価したい部分です。

ボルボならではの先進デザインとサスティナビリティへの対応が評価ポイント。ル・ボラン編集部が選ぶ! 「EVアワード」ボルボEX30
(画像=コンパクトなボディサイズのおかげで、狭い道でもスイスイと走ることができるEX30。BEVならではのトルクフルな加速と静粛性も魅力的。、『CARSMEET WEB』より 引用)
ボルボならではの先進デザインとサスティナビリティへの対応が評価ポイント。ル・ボラン編集部が選ぶ! 「EVアワード」ボルボEX30
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
ボルボならではの先進デザインとサスティナビリティへの対応が評価ポイント。ル・ボラン編集部が選ぶ! 「EVアワード」ボルボEX30
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
ボルボならではの先進デザインとサスティナビリティへの対応が評価ポイント。ル・ボラン編集部が選ぶ! 「EVアワード」ボルボEX30
(画像=リアのラゲッジスペースは標準状態で318Lの容量を確保。60:40の分割リアシートを倒せば904Lまで拡大可能だ。フロントにも小物入れが用意されている。、『CARSMEET WEB』より 引用)

また肝心の走行性能に関しても、コンパクトなサイズでEVとしては比較的軽量な車重も相まって、ハンドリングも軽快。現在国内に導入されているのは後輪駆動モデルのみですが、今後全輪駆動版も発売される予定で、こちらは以前スウェーデンの雪上と氷上で試乗させてもらいましたが、その安定性には目を見張るものがありました。さらに先日アウトドアを意識した仕様のクロスカントリーも発表されるなど、今後の展開も楽しみですね。

ボルボならではの先進デザインとサスティナビリティへの対応が評価ポイント。ル・ボラン編集部が選ぶ! 「EVアワード」ボルボEX30
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
ボルボならではの先進デザインとサスティナビリティへの対応が評価ポイント。ル・ボラン編集部が選ぶ! 「EVアワード」ボルボEX30
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
ボルボならではの先進デザインとサスティナビリティへの対応が評価ポイント。ル・ボラン編集部が選ぶ! 「EVアワード」ボルボEX30
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

石井昌道氏の「ボルボEX30」おススメポイント

ボルボならではの先進デザインとサスティナビリティへの対応が評価ポイント。ル・ボラン編集部が選ぶ! 「EVアワード」ボルボEX30
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

都市部で使いやすいコンパクトなサイズのEX30。全長1550mmなのでほとんどの立体駐車場に対応するのも嬉しい。BEV専用プラットフォームを採用しているので、ボディサイズのわりにバッテリー容量が大きく、室内が広くとられているのがメリットだ。ボルボらしくデザインにこだわり抜いていてエクステリアもインテリアもシンプルかつクリーン。ドライバー眼前のメーターがなく、スイッチ類も極力排したインテリアなどは潔いほどミニマルで洗練されている。小さくてもプレミアム感がたっぷりなのだ。洒落た雰囲気にばかり目を奪われるが、素早い加速と俊敏なハンドリングの持ち主でドライビングが楽しいモデルでもある。

【SPECIFICATION】ボルボEX30ウルトラ・シングルモーター・エクステンデッド・レンジ
■車両本体価格(税込)=5,590,000円
■全長×全幅×全高=4235×1835×1550mm
■ホイールベース=2650mm
■トレッド=前:1590、後:1595mm
■車両重量=1790kg
■モーター形式/種類=TZ220XSA02/永久磁石同期電動機
■モーター最高出力=272ps(200kW)/6500-8000rpm
■モーター最大トルク=343Nm(35.0kg-m)/5345rpm
■バッテリー種類=リチウムイオン電池
■バッテリー容量=69kWh
■一充電航続可能距離(WLTC)=560km
■サスペンション形式=前:ストラット/コイル、後:マルチリンク/コイル
■ブレーキ=前後:Vディスク
■タイヤ(ホイール)=前:245/45R20(8.0J)、後:245/45R19(8.0J)

文・相澤隆之/提供元・CARSMEET WEB

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