
スウェーデン1部ユールゴーデンIF所属DF小杉啓太は、3月のスペイン遠征に臨むU20日本代表メンバーに選出。つい最近までFWデニス・ヒュメット(ガンバ大阪へ完全移籍)とチームメイトだったが、ここに来て再びビッグクラブからの関心が報じられている。
海外メディア『Markaj News』は3月18日、関係者から入手した情報として「ポルトガル1部の強豪FCポルトが小杉の動向を注視している」と報道。「彼は2024年3月に湘南ベルマーレからユールゴーデンへ移籍した」「彼は2024/25シーズンのUEFAカンファレンスリーグで、すでにチームの重要な一員となっている」と、同選手の過去や現在を紹介しているが、移籍交渉やオファーの有無には触れていない。
ユールゴーデンの契約を2027年12月まで残している小杉の去就を巡っては、スウェーデンメディア『Djurgarden』が2024年12月末、日本代表DF毎熊晟矢所属のオランダ1部AZアルクマール、FW上田綺世擁するフェイエノールトからの関心、バイエル・レバークーゼンが移籍金600万ユーロ(約9億8800万円)のオファーを用意している可能性を報じていた。
しかし、ユールゴーデンのスポーツディレクターは2025年1月、スウェーデンメディア『fotbollskanalen』のインタビューで「彼は2025年もユールゴーデンでプレーする」などと、日本人サイドバックの放出に応じない姿勢を見せたほか、以前に他クラブからの関心があったことを認めている。
現在19歳の小杉は、2024年3月に湘南の下部組織からユールゴーデンへ移籍。同年9月以降はリーグ戦全試合でスタメン出場のほか、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグでも好パフォーマンスを発揮。左サイドバックのレギュラーに定着している。