明治安田J1リーグ第6節の鹿島アントラーズ対浦和レッズが3月16日、鹿島のホームである茨城県立カシマサッカースタジアムで開催。MFサミュエル・グスタフソン（浦和）に対するFW鈴木優磨（鹿島）の振る舞いに注目が集まっている。
0-0で迎えた40分、鈴木は自陣中央付近で背後からのプレッシングでグスタフソンからボールを奪うと、そのままドリブルで敵陣へ。左サイドでMF金子拓郎に倒されると、同選手に詰め寄ったが、この時点でエキサイトする様子はなかった。
中村太主審が金子のファウルとジャッジし、鹿島にフリーキックを与えると、鈴木は主審と言葉を交わした後、グスタフソンと言い合いに。その際、同選手を指さしたほか、笑みを浮かべながら両手をあわせて左頬に添えるジェスチャーを見せた。
グスタフソンに対するジェスチャーで、鈴木が中村主審から注意を受けることはなく、試合は鹿島のフリーキックで再開されたが、ネット上では、NHKの中継映像から鈴木の相手選手に対するジェスチャーを切り取ったシーンが拡散されている。
また、両手をあわせて左頬に添える鈴木のジェスチャーに挑発的な意味が込められていると解釈する声があるだけに、賛否含めて様々な意見が噴出。鈴木を擁護するコメントがある一方で、反スポーツ的行為の対象であり、イエローカードが妥当との意見も。さらに、同選手に対する攻撃的なメッセージも散見される。
試合中以外のシーンでは、紳士的な振る舞いを見せてファン・サポーターの反響を呼ぶこともある鈴木。グスタフソンと心理戦に対する周囲の反応はさまざまだ。
