長年にわたり愛され続けているスーパーファミコンに、意外な変化が起きていることが明らかになった。最新の調査によると、スーパーファミコンのオーディオ処理ユニット(APU)の動作速度が年々速くなっているというのだ。さらに、ゲームをプレイするうちにコンソールが温まることで、その速度はさらに向上することも判明した。
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スーパーファミコンの速度が加速?
スーパーファミコンは1990年に発売され、スーパーマリオやゼルダの伝説といった名作タイトルを数多く生み出した16ビットゲーム機だ。発売から30年以上が経過した今もなお、レトロゲームファンの間で根強い人気を誇る。しかし、最新のデータによれば、当時の仕様よりも現在のSNESの動作速度が向上しているという驚くべき現象が確認された。
この調査を行ったのは、TASbotというユーザーだ。彼はSNS上でアンケートを実施し、世界中のスーパーファミコン所有者に対して、特定のROMテストを実行してもらい、その結果を集計した。その結果、2025年時点のスーパーファミコンは、発売当初よりも高速で動作していることが明らかになったのだ。