
日本サッカー協会(JFA)は3月13日、2026FIFAワールドカップ(W杯)アジア最終予選2試合に臨む日本代表メンバー25人を発表した。
選ばれた25人の中には、J1のFC東京に所属するDF長友佑都(38歳)の名前が。日本代表の森保一監督のもとで、長年にわたり代表に選ばれてきたベテランだが、若手選手にチャンスを与えるべきではないかと、選出に対する疑問の声が挙がっている。
ファンサイトでは選出対して「長友枠は必要なのか?雰囲気の為に呼ぶならもっと若手に可能性与えて欲しい」「真面目な話、長友さん以外だれかおらんのか。ガンバ大阪のDF黒川圭介とかサンフレッチェ広島のDF東俊希とか」との声も。
長友は2021年のFC東京復帰以降、J1リーグでも出場機会が限られており、クラブレベルでのパフォーマンスも全盛期と比べて落ちているのは明白だ。特に代表ではベンチにも入れず雰囲気作りのためだけに招集されているのは明らかで、この選出には疑問が残るファンがいても致し方ないだろう。
経験値やリーダーシップは唯一無二ではあるが、長谷部誠コーチが入閣以降は長友の存在が必要なのか疑問視されてもおかしくはない。しかし、チームのまとまりという点を考慮すれば、長友の選出も頷ける。
森保監督はこれまでもベテランと若手のバランスを重視する姿勢を見せており、今回の選考については改めてその姿勢が貫かれた形だ。長友の代表招集が今後も続くのか、それとも世代交代の波が押し寄せるのか、予選突破が決まった後の選手選考にも注目が集まりそうだ。