今、インド中のオカルトファンが一枚の心霊写真に心を揺さぶられている。
この不気味なスナップショットは10月に撮影されたものだ。アディティアンと名乗る運転手が、助手席に妻、後部座席に子供たちを乗せてケララ州のある集落をドライブしていたところ、その途中で、シートベルトを着用していないドライバーやヘルメットを着用していないオートバイを検知するために新しく設置された「スマート」カメラの前を通り過ぎ、そのカメラがシートベルト未着用の瞬間を撮影した。
実際、アディティアンと彼の妻はシートベルトをしなかったため、AIを搭載した機械がすぐに交通違反の証拠写真を撮ったということだ。アディティアンは、夫婦がシートベルトを着用しなかったことをすぐに認め、罰金もきちんと支払ったが、写真の左側に写っている年配の女性と思われる3人目の人物については「説明がつかない」と指摘し、州自動車局の頭を悩ませた。現在、この写真はインドのソーシャルメディア上で拡散されており、多くの人が「幽霊だ」と主張している。
トカナ編集部が心霊研究家にこの写真を見せたところ「交通違反をしていた夫婦の写真で撮影された心霊写真なので、近くで交通事故が原因で亡くなった霊が怒って、あるいは悲しんで写り込んだと推測するのが妥当ですが、よく見てください。後ろの人物は前席に座る妻の服装に似ているんです。輪郭も似ていると思います。だからと言って何かが反射して写り込んだとは思いにくい。前席の女性よりも前屈みになっているように見えますし、表情も異なるからです。ここからわかるのは、もしかすると、“シートベルトをつけていない”ことを潜在意識で気づいていた妻が、夫に注意しようと生き霊を飛ばしていた可能です。これだけはっきり写っているのも、生き霊の特徴です。かなりクオリティの高い写真ですね」
とのこと。確かに、服の柄がよく似ている。かといって、反射でもない。ひょっとすると、家計を気にする妻があらかじめ夫に「罰金を取られるわよ！」と忠告していたのかもしれない。直感力に優れない夫を持つとリスクが増えるという教訓も込められた一枚である。
参考記事「COAST COAST」
（文🟰中村みゆき）
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提供元・TOCANA
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