国際ジャーナリスト・山田敏弘さんが、自身のYouTubeチャンネル『スパイチャンネル』にて29日に動画を更新。
YouTube動画内の広告でも頻繁に見る中国の激安ECサイトの「Team」の危険性を説明し、反響が寄せられています。
■アプリにウイルスを入れていた中国ECサイト
以前、山田さんは「Team」が日本上陸する直前に、その危険性を話しています。※「Team」は、アメリカのボストンに本社を置いていますが、運営しているのは中国の企業。
昨年5月、中国ECの大手「ピンデュオデュオ(拼多多)」は、アプリが所有者の権限に入り込み、すべての情報を好き勝手に持っていけるマルウェア(悪意のあるソフトウエア)が入っていたことが明らかに。Googleは「ピンデュオデュオ」の公式アプリの配信を停止。すでにインストールしたユーザーに対して警告を行っています。
山田さんは「Temu」は「ピンデュオデュオ」の傘下であることを伝え、「消費者にとって非常に危険なものという感じがする」と懸念を示し、「アプリをダウンロードした瞬間から、写真・メール・通話記録は間違いなく取ります」と警戒が必要であることを伝えていました。