PERT図(Program Evaluation and Review Technique)とは、タスク間にある依存関係を視覚的に把握できるツールです。
工程をボックスで表現し、矢印で結んで業務の流れをネットワーク図で表すと、工数や所要時間を把握できます。
多くの部署やチームが関わるような複雑なプロジェクトでは状況把握が難しくなりますが、PERT図を用いると全体の見通しが立ち、工程の遅れを防げるでしょう。
フローチャートフローチャートとは、業務のプロセスやシステム、判断などを視覚的にまとめた図です。
「流れ図」と呼ばれることもあり、複雑なフローを直感的に理解するのに役立ちます。
プロジェクトにおいてフローがしっかりと設計できていれば、そのとおりに進めることで、経験によらず効率的に業務を進められます。
また、全体像が直感的に把握しやすくなることで漏れを防ぎ、品質の向上を期待できるでしょう。
ロードマップの作成手順
ロードマップを作成する際には、ある程度時間と労力がかかります。
そのため、あらかじめ流れを把握しておき、効率よく精度の高い表を作成しましょう。
ここからは、ロードマップの作成手順を紹介します。
1. 最終目標を決めるまずは何をもって成果とみなすのか、客観的にわかるプロジェクトのゴールを設定しましょう。
プロジェクトメンバー皆が同じ目標に対してアクションをとります。そのため、ゴールは数字を用いて定量的にわかるようにすることが大切です。
例えば「売上〇〇円を達成する」「開発にかかるコストを〇%減少させる」などが挙げられます。
ゴールが想像しやすいほど向かうべき場所が明確になるため、実現可能でわかりやすい目標を設定しましょう。
2. 達成の期間を決める目標を決定したら、次はそれを達成する期日を決めましょう。
期日はクライアントや取引先への納品日になるケースが多いです。外部が関わるため余裕を持って設定しましょう。