「ぜんまい」「わらび」は下処理しないと食べられないよ!

(画像=『FUNDO』より 引用)
ぜんまいやわらびは下処理しないと食べられません。
ここからはそれぞれ調理の際に知っておきたいことを解説します。
ぜんまいはアクが強い
ぜんまいはアク抜きと揉んで乾燥させることを繰り返す必要があります。
そうしないと強いアクが抜けず、不十分だと渋さを感じてしまうことがあります。
また、アク抜き後はすぐには食べられないので、調理にも時間がかかってしまいます。
少し癖のある山菜と言われるのは、そういう点にあるのです。
わらびは毒もあるのでアク抜き必須!
わらびもアク抜き必須です。
なぜアク抜きが必要なのかと言えば、それはプタキロサイドという微量の発がん物質を含んでいるためです。
これは身体にとって毒です。
ただ、アク抜き後はすぐに食べられます。
日本では煮物に入れたり味噌汁に入れたり、食べ方もアレンジ次第となっています。
「ぜんまい」「わらび」の豆知識

(画像=『FUNDO』より 引用)
ぜんまいやわらびには知っておきたいことも多々あります。
ここからは、それらの豆知識をご紹介します。
わらび中毒に注意
わらび中毒というものを知っているでしょうか。
これは牛や馬や羊などの家畜に発生する中毒であり、わらびを食べすぎてしまうことで発症します。
1960年代に報告され、急性わらび中毒症として発見されました。
症状としては白血球や血小板の減少や出血などの骨髄障害、慢性血尿症などがあり、家畜被害大きいです。
わらび餅との関連
わらび餅はわらびの根から抽出されたでんぷんのわらび粉を原料として使用されていたことから名付けられました。
和菓子の定番ですが、実はもともとわらびからできていたのです。
ゼンマイ仕掛けのぜんまい
ゼンマイ仕掛けという言葉がありますが、これはゼンマイバネの形が山菜のゼンマイに似てたから名付けられました。
ゼンマイ仕掛けの時計やゼンマイ仕掛けのカラクリなども同様ですね。