例えばこのxポストとかでも書きましたけど、Newspicksの番組で堀江氏が
「産経新聞経済危機っていうけど、もっと右に振って煽りまくれば立て直せる。米国FOXグループみたいにしろ」
…みたいなことを言ってて、「この人良い事も結構言うんだけどタガが外れまくってるのがヤバいな」と思ったんですよね(笑)
詳しくは以下記事で書いたように、
東京のメディアの経営安定性が保たれていることで、社会の分断で延々と混乱し続けている他の民主主義国に比べて日本はそれなりに安定している部分があるというのは海外の研究者からも最近は言われてることなんですよね。
世界中の民主主義国家が分断で混乱していく時代の中で、日本にはなんとか残ってる中道路線への薄っすらとした共感というのはこれからの時代の重要なアセットで、世界中から一周回って評価されつつある希望でもある。
堀江さんがライブドア時代にフジサンケイグループ買収しようとして頓挫した事について、「あれが日本経済が改革できなくなって停滞した元凶だ」と思っている人は結構いると思うし、一面の真理ではあると思うけど、ただ当時の日本がそれを拒否せざるを得なかった理由みたいなのも、そういうところにあるわけですよね。
メディアの論調の分断問題だけじゃなく、例えばアメリカでいう「ラストベルト」みたいな地域が日本にはまだ一応なくて、失業率も低く治安も良いことは、そこで「ネオリベ路線にはブレーキ踏んだ」から一応温存されてる価値みたいなところがある。