■球団OB以外が中日監督になる事例も…

伊東氏は西武とロッテで監督を務めたあと、与田剛監督のもとヘッドコーチを3年間務めた。この件については一部ネット上で「球団は伊東氏を監督に推したが、上層部が生え抜きにこだわり、与田監督、伊東ヘッドになった」という説が流れているが、真偽は不明だ。

与田元監督の前に指揮を執っていた森繁和氏は、伊東氏と同じく現役時代を西武で過ごしており、落合博満監督のもとでコーチを務めていたという実績はあるものの、球団OBではなかった。

また、2000年から2年間監督を努めた山田久志氏も阪急ブレーブス一筋。「外様監督」も存在している。