
ヴィッセル神戸は3月12日に敵地で行われたAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)ラウンド16・2ndレグで延長戦の末、光州FC(韓国1部)に0-3で敗北。山東泰山(中国1部)の同大会撤退が、神戸の成績に間接的に影響を与えたが、その神戸の獲得賞金額は、ベスト8入りの横浜F・マリノスを大幅に下回っている。
神戸はACLE東地区リーグステージを5勝1分2敗で終えたものの、山東が同大会から途中撤退したことにより、山東戦の試合結果が無効に。山東戦での勝利ボーナス10万ドル(約1550万円)を失った一方、その山東戦における乱闘騒ぎが原因でAFCから科せられた1万ドル(約155万円)の罰金処分は、3月12日時点でも取り消されていない。
リーグステージ終了時点で勝利ボーナス総額40万ドル(約6200万円)、リーグステージ参加ボーナス80万ドル(約1億1900万円)、ラウンド16進出ボーナス20万ドル(約3100万円)を手に入れた神戸だが、そのラウンド16では光州FC相手に2試合合計スコア2-3で敗北。賞金加算とはならず、総額139万ドル(約2億800万円)で大会を後にした。
一方の横浜FMはリーグステージを6勝1分1敗で終了。無効となった山東戦は引き分けだったため、勝利ボーナス総額60万ドル(約8900万円)満額を手に入れたほか、神戸同様リーグステージ参加ボーナス80万ドルとラウンド16進出ボーナス20万ドルも獲得。ラウンド16で上海海港を下したことによる準々決勝進出ボーナス40万ドルも含め、総額200万ドル(約3億円)となっている。
山東の途中撤退を受けて、大会規則第5条6項に従い、山東が関わる試合の結果をすべて無効としたAFCの決定は、獲得賞金の差額という観点からも、ACLE参加クラブ間での不公平さを反映させている。