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お寿司は大好物の1つで、いつも日本酒やワインを合わせて頂くのが定番です。お酒を飲まないで食べるのは、ありえない想定でした。

 

ところが、今週紀尾井町のいつものお寿司のお店で、いつものメンバーでランチの予定がありました。夜の予定もなかったことから禁酒日にして、お昼も敢えてアルコールも飲まない「人体実験」をやってみることにしました。

こちらのお店での会食は毎回決まった気の置けないメンバーで、お寿司のメニューもほとんど変わらない安定した環境です(写真)。毎回日本酒とワインのペアリングでアルコールを注文していたのを、お茶とレモン炭酸水だけにしてみました。

実際に食事が始まると、お寿司を食べることよりもメンバーとの楽しい会話と情報交換に夢中になっていて、気がつけばあっという間に2時間以上が経過していました。

不思議なのは、アルコールを一滴も摂取していないのに話が盛り上がったせいか、何だかお酒を飲んでるようなハイテンションな気分になったことです。

逆に言えば、お酒を飲まなくても、何ら支障がなかったとも考えることができます。

本当に食事に集中するようなときには、もしかしたらそれに合わせた飲み物を一緒に楽しんだほうが満足度が高いのかもしれません。

しかし、少なくとも今回のように大人数で食事をしたり、会食のようなコミュニケーションが主目的の食事においては、アルコールはそれほど重要なものではないことがわかりました。

お昼からアルコールを飲まなかったせいか、いつもの午後から夕方まで廃人のような生活パターンにはならず、終わってからすぐに仕事をテキパキとすることができました。

今回の経験に味をしめて、これからはお酒を飲まずに外食する機会を増やしていこうと思います。

という訳で、第1回目の人体実験は取り敢えず大成功に終わり、やってみて良かったと満足しました。