
日本サッカー協会(JFA)は3月12日、スペイン遠征に臨むU20日本代表の招集メンバーを公式発表。2月開催のAFC U20アジアカップで招集外だったFW塩貝健人(NECナイメヘン)、FW後藤啓介(アンデルレヒト)らがメンバーに名を連ねた一方、MF中島洋太朗(サンフレッチェ広島)やキャプテンのDF市原吏音(RB大宮アルディージャ)らが選外に。このうち中島には、FIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選2試合に向けての日本代表(森保ジャパン)招集の可能性が取りざたされている。
2023年6月にU17日本代表の一員としてAFC U17アジアカップに参戦してから、わずか1年3か月でU20日本代表に招集された中島。AFC U20アジアカップでは準決勝までの全5試合中4試合でプレーしたほか、所属先の広島でも頭角を現しているだけに、今回の招集外を受けてネット上ではA代表招集の可能性を指摘する声が相次いでいるほか、クラブ側から断りが入ったという見方もある。
そのA代表の中盤センターでは、MF遠藤航(リバプール)、MF守田英正(スポルティングCP)、MF田中碧(リーズ・ユナイテッド)がレギュラーに定着。このうち、2024年12月から左ふくらはぎに問題を抱えていた守田は、3月9日のポルトガル1部リーグ戦で復帰したばかりであり、コンディションは万全でないとみられる。
また同ポジションでは、MF佐野海舟(マインツ)の代表復帰を期待する声が。ブンデスリーガの舞台で好調を維持しているものの、鹿島アントラーズからマインツ移籍決定直後に不同意性交の容疑で逮捕された過去があるだけに、同選手の代表復帰に慎重的な意見も。仮に遠藤、守田、田中にくわえて中島がA代表に招集されるとなれば、佐野の代表復帰先送りというシナリオも考えられる。
現在18歳の中島は、2023年9月に17歳4か月という若さで広島トップチームとプロ契約を締ぶと、2024シーズンはJ1リーグ戦で12試合に出場。同年夏に行われたVfBシュツットガルトとの親善試合でプロ初ゴールを挙げている。