すぐに海底付近でキュンキュン絞るようなアタリがあり電動リールを巻き上げると幸先よくスルメイカ2杯ゲット。次の投入では、ズシリとした重さを感じ、套長30cmに迫るビール瓶サイズのスルメイカが顔出し。次の投入で套長30cmオーバーのうれしいヤリイカが登場。
船上では電動リールを巻き上げる音があちこちから聞こえ、序盤からイカもアングラーもノリノリの高活性だ。9時ごろには雪も止み時折晴れ間も覗く。8時間の釣行中、ほぼコンスタントにアタリがあり、忙しく賑やかな釣行となった。

筆者は最大5点掛け、上級者のかたは10点掛け前後連発の方もいらっしゃった。釣りの合間にはイカを切り開いてロープに船上干し。ずらっと並んだイカが圧巻だ。干す場所が足りなくなるくらいの釣況だ。この日は、上級者からビギナーまでそれぞれ楽しい釣行になったのではないかと思う。
最終釣果
乗船者10名中、トップのかたは166杯超。二番手のかたは100杯弱。筆者は50杯弱で自分なりには十分満足な釣行となった。

シーズンの展望と強神丸
今回お世話になった強神丸は今西船長夫妻が営む。船長が操船し、奥様と息子さんが中乗りを務め、「楽しい釣り」をモットーとするアットホームな遊漁船だ。船には、ロッドホルダーとアダプターが装備されていて、イカヅノ投入器も7本用のものを無料でお借りすることができる。有料で釣竿と電動リールのレンタルタックルも用意されている。

なので、ビギナーのかたでも仕掛けとオモリを用意するだけで気軽に船イカ釣りにトライすることが可能だ。オマツリしてしまったときのトラブルにもスタッフが丁寧に対応している。トイレが男女別々になっているので女性でも安心して乗船することができる。