ゴンサロ・パシエンシア 写真:Getty Images

 元ポルトガル代表FWゴンサロ・パシエンシアは、2024シーズン限りでサンフレッチェ広島を退団し、ブラジル1部昇格組のスポルチ・レシフェへ移籍。妻の母国で結果を残すなか、広島時代を振り返っている。

 ブラジルメディア『NE45』で3月11日に掲載されたインタビュー記事によると、2025シーズンの公式戦ですでに5ゴールを挙げているパシエンシアは、広島時代と現在の比較についてこう語ったという。

 「日本では困難だった。厳しい現実に直面していたよ。フィジカル面でベストな状態では無かったんだ。スポルチで本来の自分の姿を取り戻すためのチャンスを得た。運よくコンディションが良いし、試合ごとに成長している。ゴール数だけでなく、チームメイトを助けて自分の持っている全てを出し切るという意味でもね。もっと良くなりたいという気持ちは常にあるけれど、全体的にとてもポジティブだよ」

 現在30歳のパシエンシアは、アイントラハト・フランクフルト時代に日本代表MF鎌田大地(現クリスタル・パレス)とチームメイトだったほか、2023/24シーズンには期限付き移籍先のVfLボーフムで日本代表FW浅野拓磨(現RCDマジョルカ)とともにプレー。広島移籍前から日本との繋がりはあった。

 そんななか、2024年夏にボーフムを退団し、2024/25シーズン開幕後には期限付き移籍元のセルタと契約解除で合意すると、広島へ加入。今度は日本代表GK大迫敬介とチームメイトになったが、J1リーグ8試合の出場で2ゴールと本来のパフォーマンスを発揮することはできなかった。

 なおパシエンシアは2025年1月16日、スポルチの加入会見に出席した際、「僕は昔ブラジルにいたし、それに妻がブラジル人だからね」「幹部やコーチングスタッフ等すべての関係者が、僕がここにいることに好意的だったんだ」などと、同クラブ移籍の理由を語っている。