終了30分前、スペアのグラップラーも使い慣れしておこうと、クイック180gを付けて投入。水深45m。この時点で掛けてやろうなんて微塵(みじん)も思ってなく、遊んでいては釣れないからと、軽い気持ちでスタートした。

青物狙いの伊勢湾ジギング釣行で84cmブリをキャッチ【愛知】無欲の勝利?ジグはクイック180g(提供:週刊つりニュース中部版APC・幡野晃彦)

84cmのブリをキャッチ

速巻き7~8回、大きく持ち上げてロングフォール。見事にイトが止まり、ジグが落ちていかない。とっさに反応しての速巻きし、イトフケを取って重みを感じたところでアワセ一発。すぐ船長が横に来てすんなりネットイン。

朝1匹バラしているだけにうれしさ倍増。有終の美を飾ることができた。実測84cm。ブリと言わせてもらっても良いでしょうか。

青物狙いの伊勢湾ジギング釣行で84cmブリをキャッチ【愛知】無欲の勝利?うれしさを押し殺してブリと記念撮影(提供:週刊つりニュース中部版APC・幡野晃彦)

午後1時の終了まであとわずか。魚の処理をして、ひと足先に皆さんより早く終わった。船中ブリ4匹となかなか厳しい状況だったが、持論のロッド操作で釣れた1匹。これでまた自信がついた。いや、運が良かっただけだ。

青物狙いの伊勢湾ジギング釣行で84cmブリをキャッチ【愛知】無欲の勝利?貴重な1匹と使用したタックル(提供:週刊つりニュース中部版APC・幡野晃彦)

<週刊つりニュース中部版APC・幡野晃彦/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年2月28日号に掲載された記事を再編集したものになります。