
東京ヴェルディから海外挑戦を果たしたMF藤本寛也は、依然として日本代表(A代表)への招集がないものの、所属先のジル・ヴィセンテでは主力選手として活躍。3月のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選2試合に向けての日本代表メンバー選出を望む声が挙がるなか、ポルトガル1部リーグでの偉業達成に王手をかけているという。
2020年8月に東京Vからジル・ヴィセンテへ移籍して以降、ポルトガルで4年以上プレーしている藤本。同国紙『ア・ボーラ』が3月10日に伝えたところによると、この日本人アタッカーはジル・ヴィセンテの一員として149試合に出場。3月15日開催のポルトガル1部リーグ第26節のCDサンタ・クララ戦で「通算150試合出場」を達成見込みだというが、サンタ・クララはジル・ヴィセンテでのデビュー戦における対戦相手であるだけに、現地紙には「特別な相手だ」などと報じられている。
現在25歳の藤本は、2024/25シーズンのポルトガル1部リーグ戦でほぼ全試合スタメン出場。5ゴール4アシストと結果を残しているだけに、ステップアップ移籍も期待されるところだ。
同選手とジル・ヴィセンテの契約期間は2025年6月までだが、10日時点で契約延長の可能性は報じられていない。また、2023/24シーズンまでチームメイトだったFWムリロ・コスタ(現京都サンガ)は2025年1月、ポルトガル紙『O JOGO』のインタビューで「遅かれ早かれ、彼はよりレベルの高い場所でプレーするだろう」と、日本人アタッカーの移籍を予告していた。
なお日本代表は攻撃的MFでは、MF久保建英(レアル・ソシエダ)、MF鎌田大地(クリスタル・パレス)、MF南野拓実(ASモナコ)らがコンスタントに招集。久保や南野は所属クラブでコンスタントに好パフォーマンスを発揮しているだけに、同ポジションで競争に割って入ることは極めて厳しい。ただW杯出場権獲得まであと1勝という現状を踏まえると、3月25日のサウジアラビア戦が消化試合になる可能性も。新戦力を試す絶好の機会が巡って来るケースも想定されるだけに、藤本の招集を期待する声は高まるばかりだ。