「はい。実はそうなんです。休日や大会などの混雑時で30枚前後がトップ争いと聞いていたので、平日ならその倍は釣らないとダメかなと思って自分のなかでのノルマを60枚にしたのですが結局10枚届かずでした」
ライフ
中央付近で絞る羽鳥氏(提供:週刊へらニュース編集部 関口)
段底タックル(提供:週刊へらニュース編集部 関口)
2025/03/22
吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな【吉森HCで竿頭を獲るぞ!:第1回】
それに正確には羽鳥氏は吉田より20分も前に納竿している。つまりもし同じ時間に納竿していたらあと数枚は追釣していた可能性もあるわけだ。
吉田康雄
「そうなんです。なので関口さんに言われるまでもなく、ボクのなかでは今回もやっちまったなぁって感じなんです」
まあ、そんなに落ち込むこともないだろう。総重量ではともかく、枚数で圧倒していたのは確かなんだから。

ところでこうなると羽鳥氏のタックルが気にならない?
吉田康雄
「はい。大いに気になります」
でしょ!なのでさっきちょこっとインタビューしておいたから、吉田には悪いけど先に同氏の釣り方を公開させてもらうよ。いいかな?
吉田康雄
「いいとも!(古ッ)」
常連のタックル紹介
ポイントは下ハリスが90cmと異様に長いことと、食わせに力玉ハードLを使用していることの2点。もちろんバラケブレンドも重要なのは当然だが、羽鳥氏はそのバラケをかなり大きめにハリ付けして打ち込んでいた。

吉田康雄
「上ハリスが15cmと言うのも何気にキーポイントかもしれませんよ。おそらくですが吉森さんの場合、竿7尺の段底だと下ハリスはほぼマックスに近いので、これ以上伸ばせないはずなんです。取り込みもしにくくなりますしね。なので必要なら上ハリスを調整しているはずなんです。たとえば20cmにするとか逆に10cmにして段差を広げるとか。インタビューの時、そのように話されていませんでしたか?」
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