装飾芸術美術館(アールデコラティフミュージアム)で”クリストフル展”を観終わって、ふと上階に続く階段見ると、”私の熊のぬいぐるみ”展という表示が。へー、こんなのも始まってるんだ。時間あるので覗いてみたら、はまった♪

まず、古代から中世、近世における熊に対するイメージ変化が興味深い。

かつては百獣の王だった熊が、キリスト教の意向もあってその位置を失い、近代に入ってからはかわいいぬいぐるみになったこと。なるほどなぁ。熊ってやっぱり、怖いんだよね…。

なんて歴史を学んだあとは、何百ものかわいいくまちゃんたちにボンジュー!

新旧くまのぬいぐるみたち、どれもこれもとってもキュート。

パディントン&ルーシーおばさん

マイク・ケリーのクマ(&他の動物たち)も

この部屋は、ちょっと怖かった💦

リラックマもいる

ラガーフェルドやエルメス、ディオール、マックイーンなどクチュール衣装をまとった熊たちも素敵。

このコーナー、かっこいい✨

エルメス

ローレン

リキエル、後ろはゴルティエ

カール様

右から、マックイーン、スタルク、ディオール

一番心に残ったのは、ぬいぐるみでなく絵画。プーさんの挿絵をやったシェパードの原画が何枚かきていて、とっても嬉しい。

プーの棒投げ橋に行くの、夢🍀プーは物語より挿絵が好き。シェパードの娘、メアリーは、メアリー・ポピンズの挿絵画家で、こちらもだーいすき。

この橋から棒を落とすの、夢🍀

とってもかわいらしくて楽しい展覧会。再訪しよう♪

今回の、”どれか一つもらえるなら”は、シェパードの橋の原画か、この小さなクマちゃん

編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々6」2024年12月9日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々6」をご覧ください。