釣れたのは35cmのヒガンフグ。別名アカメフグとも呼ばれ、丸々と太った魚体に真っ赤な目が映える。初挑戦のカットウ釣りで初物を釣ることができたので、記憶に残る一投となった。

その後は友人が連続してヒガンフグを2匹上げる。サイズは30cmと上々だ。船中も良型ヒガンフグを上げており船頭は11匹。いずれも30cmを超える個体ばかりで伊勢湾のポテンシャルを感じた。

起死回生のキロオーバー

一方、もう一人の友人は苦戦しており、タイムリミットが迫るので焦りを感じていた。そこでエサをホヤに変更してアタリを探る。レンジをボトムから10cm浮かせてアタリに集中するとサオ先がかすかに振動している。

思い切ってフッキングすると地球がヒット。あまりの重さに苦笑いを浮かべる。だがリールを巻くと手前に寄ってくる。横から水面をのぞき込むとバスケットボールのような魚影が浮かんでいた。

シーズン終盤の伊勢湾カットウフグ釣りで大型ヒガンフグ連打!【愛知・七福丸】キロオーバーのヒガンフグ(提供:週刊つりニュース中部版APC・波瀬金鉤)

釣れたのは1kg超えのジャンボヒガンフグ。膨れ上がった巨体は間違いなく最大級の個体だ。最後に友人が起死回生の1匹をゲットしたところで終了のアナウンス。無事、全員がお目当てのヒガンフグをキャッチでき、旬の食材を楽しめた。

無事本命手中で安堵

今回はカットウ釣りに初挑戦、無事ヒガンフグを上げることができたので大満足だ。ただ、アタリが非常に繊細で判断できず、空アワセしたらヒットしたというのが本音だ。次回はアタリの見極め、ヒットパターンの追求をテーマにリベンジしたい。

シーズン終盤の伊勢湾カットウフグ釣りで大型ヒガンフグ連打!【愛知・七福丸】当日の最終釣果(提供:週刊つりニュース中部版APC・波瀬金鉤)

いよいよシーズン終盤のカットウ。難易度が高く奥深い手法だが腕試しに挑んでみては。

シーズン終盤の伊勢湾カットウフグ釣りで大型ヒガンフグ連打!【愛知・七福丸】フグ刺しに舌鼓(提供:週刊つりニュース中部版APC・波瀬金鉤)

<週刊つりニュース中部版APC・波瀬金鉤/TSURINEWS編>