ヴァレール・ジェルマン 写真:Getty Images

 3月5日に行われたAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)の準々決勝ファーストレグ、サンフレッチェ広島対ライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール)の試合(6-1)で、広島が出場資格のないFWヴァレール・ジェルマンを起用した問題が発覚。8日に広島は、アジアサッカー連盟(AFC)よる懲罰処分を報告した。

 同試合は没収試合となり、0-3の敗戦として扱われるとのこと。同時に広島は罰金1,000USドル(約14万円)を科され、出場参加報酬16万USドル(約2,368万円)に関しては、その半額のみを受け取ることとなった。

 問題となったのは、広島が本来出場停止処分中だったジェルマンを、エディオンピースウイング広島で開催された同試合で起用したことだ。ジェルマンは途中出場し、チームの5点目を決めていた。他にもMF川辺駿、ジェルマン、FWジャーメイン良の2得点などにより、広島は6-1でセーラーズを圧倒していた。

 しかしながらこれにより、セーラーズは3月12日の準々決勝セカンドレグを3-0のリードで迎えることになる。この事態に広島サポーターからは、フロントの対応に対する不満の声が多数上がっている。

 AFCの公式発表では、ジェルマンはこの試合で出場停止処分の1試合を消化したとみなされるようだ。広島には今後同様の違反を繰り返した場合、より厳しい処分が下される可能性があると警告された。