パナソニックスタジアム吹田 写真:Getty Images

 明治安田J1リーグ第5節のガンバ大阪対清水エスパルスが3月8日、パナソニックスタジアム吹田で開催。G大阪が1-0で勝利したが、FWイッサム・ジェバリ(G大阪)に対するDF住吉ジェラニレショーン(清水)のコンタクトプレーのノーファウル判定が話題に。複数のノーファウルシーンとともに、谷本涼主審のジャッジに批判が相次いでいるほか、Jリーグのファウル判定基準の変更も議論の対象となっている。

 問題視されているのは、1-0とG大阪リードで迎えた81分のシーン。ジェバリは浮き球のパスに反応し、敵陣の空いてスペースに飛び出したが、右足でボールに触れた直後、住吉と接触して転倒。しかし谷本主審は笛を吹かず、プレーは続行。ジェバリがしばらくピッチでうずくまっていたこともあり、しばらくしてからプレーを止めると、VAR確認を要望しようとしたGK一森純(G大阪)にイエローカードを提示している。

 このシーンは、インターネット動画配信サービス『DAZN』の一部を切り取った動画により拡散されると、ノーファウル判定に対する賛否が噴出。判定に誤りがあると考えるファン・サポーターからは、他のシーンにも触れた上で、谷本主審によるファウルの判定基準を批判する声も挙がっている。

 Jリーグは2025シーズン開幕前に「コンタクト(接触)の強さと深さの向上」、「アクチュアルプレーイングタイム(APT)の増加」を目標に、ファウルの判定基準変更の方針を打ち出しており、ここまでのリーグ戦でコンタクトプレーを流す傾向にある。ただG大阪対清水でも、一部のファン・サポーターからは選手の怪我を心配する声が湧き起っていた。

 前半9分にDF山原怜音(清水)が自陣でFW山下諒也(G大阪)からスライディングタックルを受けて倒され、数分後に途中交代したことをきっかけに、やや荒れ気味になった一戦。一部で山下に対する誹謗中傷メッセージも見受けられているが、谷本主審のジャッジに納得しないファン・サポーターも一定数存在している。