地球の海には、私たちの理解を超えた「知的存在」が隠れているのではないか――。そう語るのは、UFO・UAP界隈ではお馴染み、元米海軍提督のティム・ギャローデット氏だ。
「彼らは私たちの知る自然界の存在ではない。人間ではない高度な知性を持つ何者かが、これらの飛行体を操作している」と彼は断言する。
これは単なる憶測ではない。2004年の「チクタクUFO事件」を皮切りに、米軍は海と空を自在に行き来する謎の飛行物体、いわゆる未確認異常現象(UAP)に繰り返し遭遇してきた。特に、海中から突然姿を現し、超高速で飛行する「水中UAP(USO)」の存在は説明がつかないままだ。

(画像=ティム・ギャローデット氏(2017年) 画像は「Wikipedia」より、『TOCANA』より 引用)
【こちらの記事も人気です】
海中から現れた謎の飛行体
2004年11月14日、カリフォルニア沖100マイルの海上で、米海軍のデビッド・フレーバー中佐が戦闘機F/A-18Fを操縦中に、奇妙な飛行物体を目撃した。
それは楕円形で白い物体であり、まるでパイロットの動きを模倣するように飛行していた。驚くべきことに、その物体には翼も排気口もなく、推進力の痕跡が一切なかった。
フレーバー中佐が近づこうとした瞬間、その物体は驚異的な速度で加速し、瞬時にレーダーから消えたという。この出来事は長年機密扱いとされていたが、後に「チクタクUFO事件」として世に知られるようになった。