
オランダ1部のフェイエノールトは3月6日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16のファーストレグでセリエAのインテルと対戦し、ホームで0-2のスコアで敗れた。この試合では途中出場のフェイエノールト所属の日本代表FW上田綺世が期待に応えられず、そのプレー内容が厳しく指摘されている。
FWサンティアゴ・ヒメネス(ミラン)がフェイエノールトを去ったが、彼の後任である上田は大きな成果を得られていない。インテル戦でも存在感を示せなかったと、オランダメディア『Voetbal International』は厳しく指摘した。
同メディアのバルト・フラウス氏は、上田のプレーに関して「ファン・ペルシー監督(フェイエノールト)は唯一の交代として上田を投入したが、ほとんど何の効果もなかった」とコメント。さらに「上田は約30分間の出場でボールタッチはわずか4回、そのうち3回は自陣でのプレー。敵陣での唯一のボールタッチもペナルティエリア外で、シュートやチャンス創出にはつながらなかった」と指摘し、この厳しい現実をデータで示している。
また、試合を通じてフェイエノールトはインテルに対して劣勢を強いられた。オランダ最大のメディア『De Telegraaf』のヴァレンタイン・ドリースセン氏は「インテルはほとんど何もする必要がなかった。フェイエノールトには単純にクオリティが足りない」と指摘。また、ファン・ペルシー監督の交代策についても「チームの選択肢は限られており、本来左サイドバックのDFハイス・スマルが中盤を担わなければならなかったのは、戦力層の薄さを物語っている」と述べた。
ドリースセン氏は、主力が揃っていたとしても結果は変わらなかったとし、「仮に離脱している選手が全員揃っていても、最終的にはインテルが勝っていただろう」とコメント。さらに、フェイエノールトの選手層の薄さについても、「上田はケガ明けで、ベンチには17~19歳の若手しかおらず、彼らをこの試合で使えば、衝撃で半年は立ち直れなくなるだろう」と厳しい見解を示した。