郡上八幡は、岐阜県にある観光地です。岐阜県の観光地で有名な飛騨高山よりも南に位置し、国の重要伝統的建造物保存地区に選定された郡上八幡北町には今も古い街並みが残っています。

元号が令和へ変わったとき、徹夜で踊る郡上おどりでお祝いをしたというニュースを目にした人もいるのではないでしょうか?その郡上踊りの発祥の地でもあるのが、ここ郡上八幡だといわれています。

こんにちは。うぐいすです。

郡上八幡という地域は、冬になると雪を求めて岐阜県内や関西方面からも多くの人がゲレンデへ足を運びます。アクセスがよく、人気のゲレンデが多い、ゲレンデ王国でもあります。

今回筆者が行ったのは真逆の夏です。行った日がちょうど猛暑日で蒸し暑くて大変でしたが、郡上八幡で多くの水を見て癒されました。

今回は、そんな自然豊かな郡上八幡を紹介したいと思います。

目次
郡上八幡の歴史
郡上八幡のおすすめ観光スポット3選
お抹茶処 宗祇庵でひと休み
郡上八幡へのアクセス
まとめ

郡上八幡の歴史

郡上市八幡町にある郡上八幡には、お城があります。

1559年に遠藤盛数(えんどうもりかず)が八幡山に城(砦)を構えて以来、城下町として発展しました。江戸時代に整備されたといわれる水路が街の中にあり、所々でせせらぎを聞くことができます。

また、現在の城郭一帯の石垣すべてが県の史跡に指定されており、天守閣は市の有形文化財に指定されています。現在の天守閣は昭和8年に再建された、日本最古の木造天守です。

城の周りが自然豊かであるため、5月には新緑祭り、11月にはもみじ祭りが行われています。

郡上八幡のおすすめ観光スポット3選

①宗祇水(そうぎすい)

たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)

宗祇水は、環境省が選定した「日本名水百選」の第1号に指定されたことで有名になった湧水です。写真では美しさが伝わらないほど、とてもきれいなお水ですよ。

訪れたのが夏だったので、子供たちが水遊びをしていました。なんとこのお水、飲むこともできます。冷たくておいしいかったですよ~。郡上の人たちはこのお水を使うことができるのかと思うととても羨ましい気持ちになります。

ここはただきれいな水が流れているだけではなく、由緒正しい国の史跡です。この美しい水の前で、有名な歌人2人で歌を詠み合わせたそうです。なんだか、ロマンを感じますね。

②やなか水のこみち

たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)

柳の木と、きれいな川と、歴史ある建物が目を引く場所です。思わず写真を撮りたくなります。

③いがわ小径

たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)

この水路を見てはじめに感動するのが、水の透明度と様々な魚たち。地元の有志の方が管理されている鯉、岩魚、あまご、鮎などが自由に泳いでいます。
 

たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)

数もたくさんいますよ。

この水路は長さが約120mあり、私を含め、観光客の方は足を時々止めては、きれいな魚たちを鑑賞していました。今でも地元の人たちが生活用水として使用しており、昔から愛されています。

お抹茶処 宗祇庵でひと休み

外歩きは疲れたときに少し休憩。宗祇水の近くにある「宗祇庵(そうぎあん)」という民家のようなところにお邪魔しました。
 

たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)

注文したのは、栗きんとんとお抹茶。きれいな川を見て、せせらぎを耳にしながら、座敷での休憩は最高でした。
 

たびこふれ
(写真=たびこふれより引用)

川が宗祇庵のすぐ近くを流れているので、川のせせらぎがお店のBGMのようなものです。非日常に癒されました。

栗きんとんもお抹茶も、どちらもおいしくいただきました。幸い私たちは並ばなかったものの、私たちがお店を出るときには並んでいたので、人気のようですね。

お抹茶処 宗祇庵