ヨシュア・キミッヒ 写真:Getty Images

 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)は、5日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド161stレグでバイエル・レバークーゼン(同1部)と対戦。今季限りで契約満了となることから去就が不透明となっているドイツ代表MFドイツ代表MFヨシュア・キミッヒ(30)はこの試合にフル出場し、チームの勝利に貢献した。

 キミッヒは2015年夏に加入以降、高水準なパス精度と右サイドバックでのプレー可能なユーティリティ性を武器にクラブの複数タイトル獲得に貢献。今季もここまで公式戦37試合に出場して1ゴール10アシストを記録している。

 そのキミッヒは今夏にフリーとなるなかで、バイエルンから年俸2000万ユーロで2028年夏までの新契約を提示されていたとされているが、返答が遅かったことから撤廃されたと報道。しかし、依然としてバイエルンと延長交渉を行っているとされている。

 そのなかで、ドイツ『スカイ・スポーツ』で記者を務めるフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、キミッヒには2つの正式オファーがあり、そのうちの1つがパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)からだという。PSGは2029年夏までのトップ契約をオファーしており、キミッヒは現時点で受け入れも拒否もしていないようだ。

 また、キミッヒはこの2日間でクラブのスポーツディレクターであるマックス・エーベル氏と前向きな話し合いを行い、契約延長の意思を再び示したとのこと。加えて、新たな交渉は現地時間6日から再び行われるようだ。