
2024シーズンに中国1部・山東泰山でプレーしたブラジルDFマルセルには、以前から移籍の可能性が報じられていたが、愛媛FCへの加入が決定的だと話題に。同選手のSNSアカウントに、ファン・サポーターの注目が集まっている。
マルセルのインスタグラムアカウントは、3月5日時点で愛媛FCのホームユニフォームがアイコン写真に設定。背番号「3」とスポンサー「伊予銀行」、自身の名前がマーキングされているだけに、ネット上では同クラブ加入が決定的との見方が広まっている。
現在28歳の同選手は、身長190cmで左利きのセンターバック。ブラジル国内の複数クラブを渡り歩いた後、2024年7月にイトゥアーノから山東へ移籍。中国1部リーグ戦10試合、中国国内カップ戦3試合で出場したほか、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)リーグステージ5試合でもスタメン出場。川崎フロンターレ、横浜F・マリノスとの直接対決でもプレーしているが、山東はリーグステージ最終節を前に大会から撤退した。
なおドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、マルセルはすでに山東を退団。およそ2か月にわたり無所属状態であるとみられるだけに、愛媛が移籍金ゼロで同選手を獲得する可能性も考えられる。
ACLEという国際舞台でJ1の強豪クラブとの対戦経験があるだけに、愛媛がマルセルを獲得するとなれば、J1昇格にむけての大きな戦力補強であることは間違いなさそうだ。