
プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは、今2024/25シーズン終了後にアジアツアーを計画しており、マレーシアと香港で親善試合を行う予定だ。マレーシア紙『New Straits Times』によると、5月28日にブキット・ジャリル国立競技場(8万5,500人収容)でASEANオールスターチームと親善試合を実施する。ユナイテッドがマレーシアを訪問するのは16年ぶりとのこと。
今季低迷が続いているユナイテッドだが、プレミア熱が高い東南アジアでは依然としてイングランドの超名門クラブというブランドが生きており、非常に高い人気を誇っている。ASEANオールスターとの対戦は、開催国マレーシアだけでなく、東南アジア全体が注目する一大イベントになると期待されている。
今回のASEANオールスターでは、域内トップレベルの選手たちが一堂に会すると見られる。ASEANオールスターは2014年にも結成され、2013年末にフィリピンを襲って8,000人余りの死傷者を出した台風ハイエンの復興チャリティーマッチとして、ジャカルタでインドネシア代表と対戦した。
2025年のASEANオールスターには、昨年末のASEAN三菱電機カップを制したベトナムやタイ、インドネシア、マレーシアなどから有力選手が選出される見通し。2014年のチームには、FWレ・コン・ビン(元北海道コンサドーレ札幌)やFWティーラシン・デーンダー(元サンフレッチェ広島、元清水エスパルス)らが選ばれていた。
なお、『CNNインドネシア』は、前インドネシア代表監督のシン・テヨン氏がASEANオールスターの指揮官を務める可能性が高いと報じている。