
ブンデスリーガのバイエル・レバークーゼンに所属するMFグラニト・ジャカが、ドイツ代表とスペインの強豪レアル・マドリードのレジェンドであるトニ・クロース氏(2024年引退)のプレースタイルから影響を受けていることを明かした。
3月2日に行われたアイントラハト・フランクフルト戦(4-1)で圧巻のパフォーマンスを見せたジャカは、試合後『Sky Germany』のインタビューで、自身の成長やレバークーゼンのシャビ・アロンソ監督の指導について語っている。
「昨2024年よりもコンディションが良いかもしれない」「若返ることはないが、年齢が問題になるとは思わない。今のプレースタイルは自分に合っているし、アロンソ監督は常にチームを鼓舞し続けている。2-0になっても、さらに得点を狙うように指示を出してくる」
ジャカはこのフランクフルト戦で10kmの走行距離、30回のスプリント、82回のボールタッチ、91%のパス成功率を記録し、レバークーゼンの1点目と3点目に貢献し、チームの中心として試合を支配した。
また、この試合でのジャカのパスワークは特に印象的だった。クロース氏と同様に、腕を伸ばして右に出すと見せかけながら実際には左へ展開するなど、視野と直感を駆使したプレーを披露した。この点についてSkyの解説者から質問を受けると、「もちろん、偉大な選手を見て、どのようにプレーしているかを学ぶものだ」と即答。「僕自身、クロース氏の大ファンなんだ。彼はよく、右に出すと見せかけて左にパスを出す。それを頻繁にやっている」と語った。
ジャカは昨2023/24シーズン、レバークーゼンのリーグとカップの二冠に貢献し、今シーズンも引き続き重要な存在となっている。UEFAチャンピオンズリーグでブンデスリーガのライバル、バイエルン・ミュンヘンとの次戦(3月6日)を控え、さらなる活躍が期待される。