
柏レイソルは3月2日に埼玉スタジアムで行われた明治安田J1リーグ第4節で、浦和レッズに2-0で勝利。試合後、アウェイゴール裏に詰めかけた柏サポーターによる「浦和の街を黄色に染めようぜ」というチャントが話題を呼ぶ一方、柏サポーターを名乗るSNSユーザーの投稿した画像にも注目が集まっている。
TikTokでは、試合終了直後におけるインターネット動画配信サービス『DAZN』の中継映像を切り取った画像が投稿されているが、その画像には「完勝気持ちーWWWW」「レッズさん何してた??」「J2浦和!!J2浦和!!」「サヴィオ活かしきれてないし途中で下げちゃうかぁ、」といったコメントが添えられている。
当該SNSユーザーによる投稿には、「浦和久しぶりのJ2いってらっしゃい!」「降格争いお疲れ様です」など、浦和に対する挑発的なメッセージが寄せられる一方で、「柏サポだけど、いちいち煽らなくていいんじゃないの?」「これだからサッカーファンの民度低いと言われるんだよ」といった否定的な意見も。他クラブのサポーターとみられるユーザーによるコメントも相次ぐなど、浦和に対するメッセージを巡り議論が白熱している。
柏と浦和の直接対決といえば、2023年3月31日に三協フロンテア柏スタジアムで開催された一戦における浦和サポーターの行為が記憶に新しい。この一戦では浦和が3-0で柏を下すと、試合後にアウェイゴール裏等の浦和サポーターが「J2柏!J2柏!」と連呼。当時J1で17位に低迷していた柏に対する煽りと解釈可能なメッセージが、議論の対象になっていた。
ただ2025シーズンは真逆の立場に。柏がリカルド・ロドリゲス新監督のもと首位を走っているのに対して、浦和は開幕から4戦白星なし。柏の公式Xアカウントでアップされた「浦和の街を黄色に染めようぜ」というチャントを熱唱するサポーターの様子には、「これはJ2柏に対する答えか」といったメッセージが寄せられている。