浦和レッズ 写真:Getty Images

 浦和レッズは3月2日に埼玉スタジアムで行われた明治安田J1リーグ第4節で、柏レイソルに0-2で敗北。浦和OB興梠慎三氏からの苦言が反響を呼ぶ一方、ジョアン・ミレッ元浦和GKコーチのSNS投稿にも注目が集まっている。

 ミレッ氏は日本時間4日深夜にインスタグラムを更新。ホームゴール裏のサポーターを背に、両手を広げるGK西川周作の様子をアップすると、「Que esta posando?」(誰のポーズ?)(何が起こっている?)とポスト。チームや正守護神への言及と解釈することも可能だが、投稿内容がXで拡散されると、一部から「何が言いたいんだ…?」などと反応があがっている。

 現在64歳のミレッ氏は、湘南ベルマーレのアカデミーGKプロジェクトリーダー、FC東京、奈良クラブ、筑波大学蹴球部のコーチを経て、2022年に浦和へ。リカルド・ロドリゲス、スコルジャ、ペア・マティアス・ヘグモらのもとで、西川やGK鈴木彩艶(現パルマ)らの指導に当たっていた。

 また2024シーズン限りで浦和を退団する際には、インスタグラムで「こんにちは。浦和レッズは私の契約を更新しないことを決定しました。ファンの皆様、そしてGKの皆様、3年間ありがとうございました」と日本語で投稿。一部からは、クラブの決定に対する疑問が湧き起っていた。

 ファン・サポーターから絶大な支持を得ていたミレッ氏。西川の様子をアップした投稿の真意は明らかではないが、少なくとも今もなお古巣を気にかけていることは確かだ。