
日本代表DF伊藤洋輝が在籍するバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)はここ数ヶ月で主力選手との契約延長に成功。複数選手との延長交渉を行っているとみられているなかで、ドイツ代表FWレロイ・サネに関して新たな動きがあったようだ。
先月にドイツ代表MFジャマル・ムシアラやカナダ代表DFアルフォンソ・デイビス、元ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーとも契約延長を行なったバイエルン。その一方で、契約延長が近いとされていたドイツ代表MFヨシュア・キミッヒ(30)との交渉が暗礁に乗り上げている。
そのなかで、ドイツ『スカイ・スポーツ』で記者を務めるフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、バイエルンは今季限りで契約満了となるサネと契約延長の可能性について話し合いを行ったとのこと。オープンで前向きな話し合いであり、1〜2か月前よりも契約延長の可能性が高まっているようだ。
しかし、まだ正式決定は下されておらず、ドイツ代表FWはバイエルンからの正式オファーを受け取っていないようだ。手続きに至るまでにさらに数週間かかると予想されているなかで、サネはバイエルン残留を決意しており、力強いパフォーマンスを発揮して新契約を勝ち取りたいと考えているようだ。
ドイツ代表として67キャプ14ゴールを誇るサネは2020年夏にマンチェスター・シティ(イングランド1部)からバイエルンに加入。背番号「10」を背負い、クラブの複数タイトル獲得に貢献してきたなかで、今季序盤は新加入のフランス代表MFミカエル・オリーズの控えとなっていたが、ここまでブンデスリーガ20試合で6ゴール4アシストを記録している。